窓の向こうから雲のない青が一時凌ぎとやって来る。風は止まずに吹き荒び、地平近くは澄んだ空。皐月の淀みは澄んだ心に変われたか。変われずそのまま引きずっていたりするか。どっちにしても時は経っているようで。もう、一年が過ぎようとしているのだ。
author : syulin