一年の締めくくりに何かを記しておこうと思ったが、これといって出てくるものがない。停滞。要因に思い当たる節は特にないのだが、おそらくは充電期間に突入していて、春になれば自ずと変わってくるだろう。…無意識下の諦観で無いことを願いたい。

巨大なロボットを動かして意思を示すより、強化擬体を動かして意思を示す方が個人的に好ましい。意思を乗せる物は自分に近い方が良い。そもそも機械(モノ)に意思を代弁させるのがあまり好きではない。が、しかし、意思がどうしても伝わらないのであれば、(軽いデバイスから重い擬体まで場合によって)換装するのも致し方ない。近い内にそういう時代に…というかもうそうなりつつある。体内にあるか肌身離れていないところにあるか、今はその僅かな差。

波紋で干渉が干渉を呼んで、そんな存在を生み出したいものだなと、いつも心のどこかで思っている。こうもどうして物足りないという感情が渦巻いているのがそうだ。浮かぶ数多のどれが一番初めに水面に堕ちるか。

ふわふわと実体がない文章が続くのは意識が飛びつつあるのもあるが、最初に書いたように特にこれといって出てくるものがないからで、なんともまぁつまらない奴である。…次に書くのは面白い続きを。